先日、8/22(日)kara-Sのオープン記念セミナーとして、「 図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ」と、「 大阪てら子 33 「インスタレーションしてみよう」」を開催いたしました。

今回は、第一部で行われた「図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ」の様子を振り返ってみたいと思います。
(大阪てら子 33 「インスタレーションしてみよう」のレポートはまた後日アップいたします。しばらくお待ちください)

告知期間があまりなかったにも関わらず、40名を超える方にご来場いただきました。
お越しいただいた皆様ありがとうございます!
図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 会場の様子

今回のスピーカーは(株)ワン・トゥー・テン・デザイン 代表取締役社長 澤邊芳明さん、インタラクティブデザイングループ チーフプログラマー 長井 健一さんのお二方がメインになって、三部構成で進行しました。
図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 澤邊芳明さん 長井 健一さん

まず、第一部は「社の変遷で振り返るクリエイティブ論」。
2000年の立ち上げから今までの10年を、段階に分けて澤邊さんよりお話していただきました。

2000年から2006年までを黎明期、2006年から2008年までを成長期、そして2008年から現在にかけてを成熟期として、そのときどきのチーム体制や、転換のきっかけになった案件などを紹介していきながら、どのようにワン・トゥー・テン・デザインが現在に至ったかというお話でした。

第一部は、ワン・トゥー・テン・デザインのこれからを見据えて
・そしてさらなる高みへを目指す
 そこには真のコミュニケーションが必要
・クリエイティブだけでは結果は出せない
・強みは弱み、成功体験こそ忘れろ
という、三つの言葉で締めくくられました。
図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 第一部「社の変遷で振り返るクリエイティブ論」

第二部は「実例紹介:部署による3Dエンジン開発」。
自社サイト「CREATIVE IS ENDLESS BATTLE」の開発秘話を中心に、実際の開発中に制作した3Dのモックデモなどをご紹介していただきました。

図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 第二部「実例紹介:部署による3Dエンジン開発」
自社サイト制作スケジュール(バーベイタムショック!!)

モックデモ紹介では、全三回にわたって行われた社内進捗発表会のデモを開発メンバーの方々それぞれが振り返る形式で行われました。
図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 第二部 モックデモ紹介

紹介いただいたデモの写真。(どこかで見たようなものも!?)
図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 第二部 モックデモ紹介 画面

第三部は「ワンテン脳になるには」。

図解:1時間で分かるワンテンの脳みそ 第三部「ワンテン脳になるためには」
・皮肉の美学(シニカルな発想)
・上手い下手ではなく、正しいことを考える
・ベストプラクティスはもう古い
この三つの言葉でセミナーの締めくくりとなりました。


スピーカー プロフィール

 澤邊 芳明
(株)ワン・トゥー・テン・デザイン 代表取締役社長
1973年生まれ 京都工芸繊維大学卒業
在学中に、地域活性のためのNPO法人の理事を務め、京都において多くのまちづくりプロジェクトに関わる。
1997年 個人事業にてワン・トゥー・テン・デザインを設立。
2000年 ワン・トゥー・テン・デザインを法人化。
デジタルクリエイティブの持つ可能性を信じ、アイデアを模索する日々です。著書に「ネットでものを生み出すということ / ワークスコーポレーション刊」など。

 長井 健一
(株)ワン・トゥー・テン・デザイン インタラクティブデザイングループ チーフプログラマー。1980年新潟市生まれ。
ウェブシステムやFlashコンテンツの開発経験を基に、テクニカルリーダーとして社内のチーム開発を牽引。
多くの大型プロジェクトに携わり、国内外の広告賞を受賞。近年は、Flash OOP の執筆や、セミナーでの講演も行っている。
「おもしろくて伝わるウェブが作りたいです」。


CREATIVE IS ENDLESS BATTLE - 1→10design, Inc.
http://www.1-10.com/

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