こんにちは、kara-Sの石部です。
遅れての更新となりますが、映像制作講座 第3期 「ミュージックビデオを作ろう」が、
無事終了しました。
本日は最終日の様子をお伝えします。
最終日のこの日は
自分たちが企画し、撮影や演出を加えた集大成の映像を完成させて発表・講評します。
まずは完成までの一押しとして講師にアドバイスをもらい、
完成度を高めて書き出し作業にはいります。
今までそれぞれ真剣に取り組まれて来たと思います。
編集作業をする後ろ姿からは手慣れた操作が見て取れます。
そしていよいよ発表。
一人ずつ、制作意図や工夫した点等を紹介をし、作品を上映します。
こちらはパソコンモニターの中に吸い込まれるてループするという作品。
ほぼ場面の動きはないながらも、吸い込まれる動きがダイナミックでワープをしている感じがしました。
こちらは8ビットにした映像に8ビットの音楽をのせた作品。
まるでジェットコースターに載っているかのようなアングルや、流れるようなスピード、
リズム感が観ていて心地よかったです。
また、最後にオチを付けている点も楽しんで作った感が分かります。
かたやこちらは海の中で人が踊り、背景に手描きのアニメーションが流れる
実写とアニメーションを織り交ぜた作品。
クロマキーを使い、人物をしっかりきれいに切り抜いています。
音楽もゆったりとしたテンポで瞑想できそうな雰囲気です。
こちらは生徒さんのご友人たちとの思い出を、マンガのコマに当てはめた作品。
ズームイン/アウトを細かく設定して注目するコマをさりげなくアピールしています。
こちらはとてもストーリーチックながらもシュールな作品。
ポップな音楽と、コマ撮りアニメーションを組み合わせて、
ブタがハム工場まで運ばれる様子を描いています。
ブタのドナドナ状態ですが、実に明るい。
合間にサブリミナル効果で入るハムの固まりが、何とも言えないシュールさを醸していました。
最後はアニメーションで描いた猫が、スクロールする実写映像を歩いていくという作品。
アニメと実写の動きを自然にあわせていくのは意外に難しいものです。
緻密なスケッチをされた猫が見事に合わさっていました。
歩く早さに合ったテンポの音楽も良く、続きが気になります。
それぞれの作品上映後、講評でアドバイスやコメントを受けました。
今まで寝る間も惜しんで編集作業をした方や、
野外で撮影を挑まれた方、
ひたすらに自分の世界を追求した方や、
ソフトに悪戦苦闘しながら長大作を作られた方など、それぞれ大変だったと思われますが、
皆さん達成感を感じられたのではないでしょうか。
また、この短期間で映像を制作することにも課題を感じられたと思います。
最後に講師の中角さんから映像で食べていくことの厳しさと、激励をもらい、無事閉講となりました。
皆さんお疲れさまでした!
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