こんにちは。kara-Sスタッフの佐藤です。
あっという間にもう11月! 今年も残す所あと2ヶ月ですね。
さて、前回の記事でもお知らせしましたが、10月29、30日の2日間、
「本の町」をデザインする というテーマのトークイベントに参加するため、
長野に出張してきました!
本日はその様子をレポートします!
京都から特急しなの9号に乗って、3時間。木曽福島まで向かいます。
木曽福島に到着すると、そこからさらに車で1時間ほど走り、伊那市の高遠町まで。
この日は晴天で暖かく、寒いかも…と覚悟していましたが、京都とあまり変わらない気温でした。
到着してすぐ向かったのが、古本屋だった旧・本の家(現在は営業を休んでいるため)。
このときは、レンタル本棚を設置し、参加の皆様がお客様に直接古本などを販売する企画、
「古本アパートメント」の期間中だったので、
本屋さんの中にたくさんの本屋さんが!という面白い空間になっていました。
こちらは、今回のトークイベントでご一緒する、10 incの本棚。
本以外にもカメラなど面白いものが置いてありました。
こちらも、本とアクセサリーやプックマークなど、いろいろ置いてあります。
本の家で、10incの柿木原さんとトドロキデザインの轟さんと軽く打ち合わせをし、
さっそく会場となる「仙醸蔵」へ。
こちらが今回の会場となる、「仙醸蔵」。元々、酒蔵だったそうです。
中も天井が高く、囲炉裏もありました!
こんな珍しい本棚が置いてあったり…
これは!噂の「本の町の本」!!
こちらの本は、去年開催された、「高遠ブックフェスティバル」のときに、
柿木原さんはじめ、Rocca Spiele / 10 incのメンバー、本の町PROJECTの方々と作られたこだわりの1冊。
装丁はkara-Sショップでもお世話になっております、「美篶堂」さんです。
仙醸蔵は現在はカフェとして営業してます。
こちらはメニュー表。本の形ですね!
さっそく設営開始!
おおきな丸テーブルを囲うかたちで、テーブルの上にはこれまた大きな模造紙が。
そして、轟さんがお持ちになった、iMacを設置。ディスプレイ大きい!
はじめはプロジェクターを使う予定が、轟さんのiMacを使う事に。
そうこうしているうちに、15時過ぎ。お客さんも続々と集まってきました。
始まりました!「本の町をデザインする」。
大きな模造紙の上に、柿木原さんが用意した、様々なイメージの写真がちりばめられました。
「トークショーではなくなりました!ワークショップです。お客さんもみんな一緒に考えましょう!」
おお、トークショーじゃなくなった!これにはお客さんもちょっと戸惑い、思わず笑いながら、
みんなで本の町をデザインすることに!
柿木原さんが用意した写真などをヒントに、「こんなのあったらいいな〜」を
ポストイットにその場で描いていきます。
何か思いついたら、iMacに貼って、それぞれが発表。
意外と同じようなことを考えていたり、他人の案にプラスαしたり、
みんなのいいな〜がどんどん集まっていきます。
一通り、案を出し終えたら、轟さんの今までされてきたお仕事や、
今回のために考えてこられたものを発表されます。
轟さんは、長野のデザイナーさんなので、地元目線で案を考えてこられていましたが、
中でも会場が一番ヒートアップしたのが、こちら…
「食べる本」です!!
先ほどの案だしの中でも、食べる本や、飲む本(!)があったらいいな〜と言っていましたが、
ありました!ここに!
轟さん特製「ミルクレープの本」です。
こだわりも半端ない。
表紙の部分はクレープでは上手くいかなかったので、
ホットケーキの生地で出来ているとのこと。
ぜひ、本の町名物になってほしいですね!
轟さんが発表された後、とうとう私の番!
まず、kara-Sのことや、ショップのこと、
どのような思いで活動しているかなどをお話し、考えた案をご紹介しました。
私は普段からあまり本を読むほうではないので、
「本に特別興味がない人も楽しめる、本と関わるきっかけができる町」
というのを大きなテーマに考えた案を発表。
気がつけば、もう終了時間を過ぎていて、ひとまずお開きに。
目に見える沢山の案が楽しい。
この後も、皆さんと一緒に晩ご飯へ向かいましたが、そこでも本の町について、
いろいろとお話しました。
さらには、今後のkara-Sのことや、Roccaのことなど、
こんなじっくりお話させていただける機会はめったにないので、
今回、参加させていただけて、本当によかったです。
この先、本の町がどのようになっていくのか、楽しみです!
来年、今回出た案のどれかが、実際に現実になっていてほしい!
今回、お声がけくださった、本の町PROJECTの斉木博司さんと北尾トロさん。
つながるきっかけをくださった、Rocca Spieleのお二人、
トドロキデザインの轟さん、
そして、ご参加いただいたみなさま、
すてきなお時間をありがとうございました。
自分たちは今後、どう展開していくのか、
まだまだ未熟な私たちですが、伸びしろだけはきっとあると思うので、
思った事、感じた事、楽しい事、まっすぐに向き合って、
どんどん、広がっていきたいと思います。
なんか、若干選挙の演説みたいになってしまった。笑
なにはともあれ、お疲れさまでした!
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